皆さんは、日本国内にリアル インディージョンズと呼ばれる場所があることをご存知でしょうか?
栃木県の大谷石採石場跡に作られた『大谷資料館(おおやしりょうかん)』です。資料館とは言いつつも、中をライトアップしたり、アート作品の展示会をしたりと、空間自体を楽しめる体験型アトラクションの様な場所です。
そんな場所に、実は都心から日帰りで行けちゃうんです!しかも近くには日光東照宮や、餃子の街・宇都宮があるので、他の観光とも組み合わせられちゃいます!青春18きっぷの行き先としても最適ですね!
今回は、そんな大谷石資料館の見どころと都心からの行き方をご紹介していきます。
大谷資料館の見どころは?
見どころは何と言ってもその巨大すぎる地下空間!まさに地下神殿。まさに地下大都市。まさにリアル インディジョーンズ。「地下洞窟か〜、なんか行ったことあるかも〜」なんて思っていたら、予想を遥かに超えるスケールの大きさに驚愕すること間違いなし!ただでさえ巨大な地下空間をライトアップしたり、プロジェクションマッピングなんかもやっちゃうのだから、幻想的すぎる世界観に終始浸れます。映画やドラマ、PVのロケ地としても大人気な場所です。
また、採石に使われた道具の展示や、大谷石の歴史の解説パネルなどもあるので、ぜひそちらも見てみてくださいね。大谷石は柔らかく加工がしやすいことから、1000年以上前から古墳、寺院や住宅など様々な建築物に用いられてきました。機械ができる前はもちろん、人の手で切り出していたんです。あんな巨大な地下空間を人間が彫ったんですね。ぜひ、1000年以上に渡って大谷石に関わってきた一人一人の人間に想いを馳せながら、展示やパネルを見てみてください。
ちなみに、地下空間は夏でも気温10℃程しかありません。上着は忘れずにお持ちください。
都内から大谷資料館の行き方は?
- 車での行き方
都内の、例えば新宿駅から大谷資料館は、車で約1時間45分。小旅行にはちょうど良い距離感です。
ただし注意点が一つ。カーナビに目的地を入力する際には、必ず『大谷資料館』と入れてくださいね。敷地がとっても広いので、住所を入れると山の中で迷う羽目になってしまいます。
- 電車での行き方
こちらも新宿駅を例に紹介しますね。電車とバスを組み合わせて合計約2時間半。こちらも小旅行にはちょうど良い距離感。ガイドマップを見たり寝てたりしたらあっという間です。青春18きっぷを使うとオトクに行けちゃうので、JRでの行き方を紹介します。
新宿〜宇都宮 : JR湘南新宿ライン宇都宮行きで一本です!もちろん他の行き先の電車でも途中で乗り換えて行けます。ただ、宇都宮行きは週末でも30〜40分ごとに出ているので、せっかくなら直通電車を狙ってみてください^ ^
宇都宮〜大谷資料館 : JR宇都宮駅西口6番乗り場から大谷・立石行きで30分弱。資料館入口で下車し、徒歩5分で到着です。ちなみに、大谷観光一日乗車券を購入すると、バスが一日乗り放題になる他、大谷資料館入場券や様々な特典が付いているのでオススメです!宇都宮駅に着いたら、駅の観光案内所でお買い求めくださいね。
基本情報
住所 | 栃木県宇都宮市大谷町909 ※カーナビには住所ではなく、『大谷資料館』とご入力ください |
連絡先 | TEL 028-652-1232 FAX 028-652-0010 |
開館時間 | 4月〜11月 9:00〜17:00 ※最終入館16:30まで 12月〜3月 9:30〜16:30 ※最終入館16:00まで 年始 1月2日、3日は10:00〜16:00 ※最終入館15:30 |
休館日 | 4月〜11月 無休 12月〜3月 火曜日 ※火曜祝日の場合、翌日休館 年末年始 12月26日〜1月1日休館 ※臨時休館の場合もありますので、電話で直接ご確認ください。 |
料金 | 大人800円、子供(小・中学生)400円 【団体(20名以上)の場合】大人700円、子供(小・中学生)350円 ※未就学児無料 |
まとめ
さて、今回はリアル インディジョーンズと呼ばれる大谷資料館の見どころと行き方をご紹介しました。
長い歴史を誇る場所ながら、体験型アトラクションの様な施設。歴史好きでも、そうじゃなくても、大人でも、子供でも、みんなで一緒に楽しめる場所だということがわかったのではないでしょうか。
「今度の週末どこか行きたいな」「青春18きっぷをお得に活用したいな」そんな時に、大谷資料館にぜひ足を運んでみてください。他の場所にはない、幻想的な世界に出会えること間違いなしです!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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